北九州エリアの飲食店74店舗の情報を収録したグルメ本「ランチパスポート北九州版」が10月25日、刊行された。発行はゼンリンプリンテックス(北九州市門司区松原3)。
掲載店に持参することで700円以上のメニューが500円で食べられるクーポン誌で、「北九州版」は昨年7月に第1弾を発売。3カ月に1回のペースで刊行され、今回第6段目。編集を担当した同社の伊藤洋行さんによると「前回までは『シティ情報ふくおか』(福岡市中央区)さんが発行していたが、より地元に密着した企業に、との要望があり」発行元が変わった。
対象飲食店は、小倉北・南エリア29店、八幡西・東エリア14店、門司・戸畑・若松エリア15店。ほかに1,400円以上のランチが1,000円で食べられるプレミアムランチ提供店16店の情報を収録する。
前号までは税別500円だったものを税込み500円にしたり、「井筒屋」(小倉北区船場町)や「コレット」(京町3)の協力も得て1,000円のプレミアムランチを設定したりし、読者を飽きさせない工夫もした。「90日の有効期間中、平日毎日1食使えば最大4万5,000円程度得する計算になる」と伊藤さん。発行部数は8000部。
価格は994円。1店舗につき3回まで利用可能で、1冊につき1人まで有効。有効期限は2016年1月24日まで。