小倉の商店主らで組織するまちづくり団体の「We Love小倉協議会」は、小文字山を楽しむガイドマップを作成し、11月29日、完成記念で「小文字山山頂茶会」を開催する。
小倉のまち中どこからでも見える小文字山は標高365メートルで、軽登山やヒッチハイキングをする市民に親しまれているが、「あまりに身近すぎて登山未経験の人も多い。低山ながら小倉のまちを一望できる魅力的な眺望」と、同協議会で「辻利茶舗」(北九州市小倉北区魚町3)店主の辻利之さん。
数年前から定期的に山頂での野だてを楽しんできた辻さん。「せっかく山に登るのに、下山後そのまま帰るのももったいない。麓周辺の個性的な店も楽しんでもらいたい」とマップ作成のきっかけを話し、登山道ガイドのほか「足立山妙見宮」や「和気清麻呂(わけのきよまろ)」像の解説、イタリアンレストランやカフェなどのグルメスポットも掲載した。
山頂茶会は「メモリアルクロス前駐車場」(小文字2)に8時集合し、山頂には9時ごろ到着予定。参加申込はフェイスブックページなどで受け付けている。
ガイドマップの体裁はB4サイズ。「辻利茶舗」魚町店(魚町3)・京町店(魚町1)ほか、市内各所で配布している。