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小倉の商業施設で「異文化交流会」 「ファッション」テーマに留学生招く

実際に店頭で、日本語を使わずに買い物をするシミュレーションを行った

実際に店頭で、日本語を使わずに買い物をするシミュレーションを行った

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 小倉の商業施設「アミュプラザ小倉」(北九州市小倉北区浅野1)で6月15日、ファッション系テナントのスタッフと、市内の日本語学校に通う外国人らによる「異文化交流会」が催された。

 増え続ける外国人観光客への対応を目的に、外国語に不慣れなスタッフと来店客とのコミュニケーションを円滑にする手法を導き出そうと、同施設が企画した。

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 この日参加した外国人の多くは、日本のアニメ文化に刺激を受けて日本語に興味を持ち、日本語を学びにやってきた中国人や韓国人の学生で、滞在半年から1年でありながら流ちょうな日本語を話す学生の姿が多く見られた。

 同施設の広報担当者は「メインターゲットとなる20代女性の外国人来店者も増えたことから若者の共通言語であるファッションを主眼に置いて、施設全体として受け入れ体制を底上げしたい」と話す。用意した会話シートを指さしながら日本語禁止で買い物を行うシミュレーションも行われた。

 北九州市観光課によると、2014年度に同市を訪れた外国人観光客数は約17万人。「2015年度は集計中だが、前年比約50パーセント増し」といい、商店街などに韓国語や中国語の案内看板設置を呼び掛けている。

 買い物シミュレーションをした20代のスタッフは「外国人のお客さまが来店すると声を掛けづらかったが、その壁が少し低くなった気がする。まだまだ難しいが、今後積極的に声掛けしたい」と話す。

 広報担当者は「声を掛けるのと掛けないのとでは大きな違いがある。積み重なるとその差はさらに大きくなる」と話す。