小倉の「昭和館」(北九州市小倉北区魚町4、TEL 093-551-4938)で7月24日、よしもと芸人らによるお笑いライブと映画「板尾創路の脱獄王」などを上映するイベントが行われる。
同館の77周年を記念した同イベント。約3年半営業した「あるあるYY劇場」が昨年末に閉館したことで小倉におけるよしもとの拠点がなくなったことから、「お笑いを通じたまちづくりの火を消さないように」と吉本興業が同館に働き掛け、企画した。
第1部では、「あるあるYY劇場」に出演していた、ふくおかよしもと所属の「YOKAYOKAメンバー」のライブに加え、フルーツポンチの村上健志さんが出演する「またいつか夏に。」、ロバートが出演する「レトロの愛情」、ガレッジセールのゴリさんが監督した「税金サイボーグ・イトマン」、なだぎ武さんや友近さんが出演した「謝謝OSAKA」など、地域発信映画4本を上映。第2部では、「板尾創路の脱獄王」上映と板尾さんによるトークショー、お笑いコンビ「どんぴしゃ」によるライブを行う。
地域発信映画とは、「自分たちが住む街のさまざまな魅力を全国に伝え、地域を活性化させたい」をコンセプトに製作されている映画。2010年ころから全国各地方都市を題材に、吉本興業によるバックアップの下、50本以上が作られている。
観覧料は、1部=1,300円(前売り1,100円)、2部=2,500円(同2,300円)、通し券=3,000円(100枚限定)。予約は同館で受け付ける。