小倉・志井公園の「アドベンチャープール」(北九州市小倉南区志井公園)が、今年開業30周年を迎えた。
1985(昭和60)年開業した北九州モノレール終点「企救丘駅」そばに、翌1986(昭和61)年開業。以来何度かのリニューアルや施設増強を行い、現在は約3万平方メートルの敷地内に、流れるプールや幼児用プール、せせらぎプールに加え、4種の波を発生させる波のプール、高低差5メートル全長70メートルの水路を浮輪で川下りする流水プール、3種のコースがあるウオータースライダーなどを備え、年間約10万人が訪れる人気スポットとなっている。
今年の営業は7月9日に始め、「昨年は台風に、一昨年は冷夏に悩まされたが、今年は梅雨明け以降猛暑日が続いて、平日でも順調に客足が伸びている」(施設管理会社の担当者)といい、場内は小中学生や親子連れの客の姿も目立つ。
30周年を記念して、近隣の幼稚園児を対象とした「ひまわりの絵画コンクール」も行われ、集まった約140の作品の中から、北九州市長賞・優秀賞・ひまわり賞などの7作品が選出し、同日、表彰式も行われた。最優秀賞に選ばれたすえながあつし君は「近くの公園でヒマワリをスケッチした。点々で描いたのが良かったのかも」と笑顔で話した。作品は「波のプール」そばに展示している。
営業時間は9時~18時30分。入園料は、高校生以上=400円、小中学生=200円、幼児=50円(各アトラクションは別途料金)。9月4日まで。