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北九州で新ヒーロー「食の戦士SHOCKING」 6次産業化プランナーが提案

「食の戦士 SHOCKING」完成予想図

「食の戦士 SHOCKING」完成予想図

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 若松の「響灘緑地グリーンパーク」(北九州市若松区竹並)園長で、農業振興をテーマに「6次産業化プランナー」として活動する波多腰(はたこし)太さんが現在、ヒーロキャラクター「食の戦士 SHOCKING(ショッキング)」のプロジェクトを進めている。

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 波多腰さんは、これまで周辺のトマト農家とともに「トマトアイスコロッケ」や、イチゴ農家と共同で「スイーツコロッケ」を開発し、園内のカフェで販売するなど、農業振興を図ってきた。「北九州には、果物のような甘さの『若松水切トマト』や、甘さと酸味のバランスが絶妙のイチゴ『あまおう』などを生産する農家がたくさんあるが、PRが不足している」といい、ヒーロー制作を思い付いた。

 「後継者不足、異常気象、生活スタイルの変化など農業の課題は山積。商品の価値はあるが、広報力がないために世の中に知られていないものがたくさんあり、関わってきた農家さんは、ほとんどが広報でつまずいている」とも。

 同ヒーローは「開発した商品や青果品、加工品などの紹介。子ども向けの地産地消食育活動。店舗での販売などを通じたファンづくり」を行う予定。「食を通じたコミュニケーションを展開し、生活習慣病や現代病を未然に防ぐ啓発活動を行うことで、幅広い方々に日本の食の大事さを提供したい。まずは九州の食材をしっかりとPRし、食の重要性を伝えたい」と意気込む。

 現在、ヒーロースーツの製作資金をクラウドファンディングで募っている。目標金額は150万円で、9月27日締め切り。資金提供者には、波多腰さんが開発した「トマトアイスコロッケ」などのリターンを予定している。

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