「北九州市立小倉南武道場」(北九州市小倉南区徳力2)で11月13日、「関門地区テコンドー交流試合」が開催される。主催は、幼児から社会人までテコンドーを指導する教室の「テコンドー小倉道場」(企救丘3)。
「テコンドー小倉道場」所属で、8月開催された「全日本テコンドー選手権」ジュニア部門優勝した見立遼さん
立ち方・足技・手技などの基本動作を組み合わせて流れのある動きを表現する「トゥル(型)」と、体重別に手技や足技で攻撃し合う「マッソギ(組み手)」の2種を行い、ポイント制またはトーナメント制で優勝者を決める。「マッソギではテコンドー特有のダイナミックな足技を見ることができる」と、同道場を主宰する森松裕也さん。試合には北九州市や下関市周辺の、小学生から社会人まで幅広い年齢層約50人が出場する。
森松さんは「もともと格闘技好きが高じ、足技のかっこよさにほれ込んでテコンドーを始めた。世界チャンピオンと戦いたいと思うようになりのめり込んだ」といい、指導者の資格を取るまでになった。現在は建設会社勤務の傍ら週3回、幼児から大人までの競技者を指導し、近年は全日本大会出場経験を持つ有力者を多く輩出している。
森松さんは「(交流試合開催で)この地区のテコンドー人口を増やし、10年後の競技者育成を目指したい」と意気込みを見せる。
開催時間は10時から。観覧無料。