西鉄高速バス(本社=福岡市)は3月18日から、小倉駅と博多駅を結ぶ高速バスを運行する。
小倉駅と福岡市中心部を結ぶ高速バスは、小倉南区を経由する「なかたに号」、黒崎インターを経由する「ひきの号」、八幡東区を経由する「いとうづ号」の3路線のほか、「福岡空港」行きがある。新たに「博多駅直通便」を増便することで、博多駅周辺のオフィスビルに通勤する客や、相次いでオープンした商業ビルへの買い物客ニーズをくみ取る。
西鉄高速バスの担当者は「例えば小倉南区の方々が博多駅周辺に出掛ける場合、いったん小倉駅に出てきて新幹線や特急を使うことが多い。(同便の場合)小倉駅前からの所要時間は1時間29分だが、北方駅からは1時間14分、徳力公団駅前から1時間7分と、南下するほど所要時間は短くなり、こうした乗客の利便性は上がる」と期待を込める。
運賃は、大人片道=1130円、往復(ペア乗車券)=2,060円、4枚回数券=3,600円。運行便数は、小倉発=14便(土曜・日曜・祝日は11便)、博多発=13便(日曜・祝日は12便)。