北九州市八幡東区の「永明寺」(北九州市八幡東区川淵町3)で4月1日・2日、マーケットやライブなどで構成する複合イベント「シャカフェス」が行われた。
同イベントは、2015年から年2回開いている「お寺マルシェ」と本堂でのライブステージを組み合わせたもので、今回が初開催。住職・松崎智海さんが「お釈迦(しゃか)様の誕生日を祝う『花まつり』をもっと身近に感じてもらい皆で祝いたい」と企画したもの。
1日に行われた本堂でのライブでは、落語家・柳亭燕路さんが落語を披露したほか、シンガー・ソングライターの日食なつこさんらがステージに立った。
松崎さんによると「マルシェを始めた当初は(自分が声掛けした)8店でスタートした。回を重ねるごとに店同士で声を掛け合い協力し合っていただきながら徐々に数が増えた」と言い、今回は2日間で延べ70店が参加した。「マルシェ自体プロデューサーがいるわけではなく、それぞれが自主的に運営していただいている」と、寺での開催らしい和やかな雰囲気となっている。
エスニック料理の弁当などを並べたカフェ「MAMA福」(大蔵町)の福澤聡さんは「2回目から出店しているが毎回必ず売り切れる。前回、台風の影響があったにもかかわらず多くの人でにぎわった。今日もひょうが降るなど天候は良くないが多くの来場者に期待している」と話す。
次回開催は10月29日を予定。