小倉駅前から商店街、中心市街地一帯で10月15日、「こくらハロウィン」が開催される。主催は、西日本工業大学や北九州市立大学、東筑紫短期大学の学生らで組織する実行委員会。
西日本工業大学、北九州市立大学、東筑紫短期大学の学生、高校生ら100人あまりで組織された実行委員会
北九州市制50周年を記念して2013年に始まり、今年で5回目を迎える同イベント。当日は、小倉駅「JAM広場」から商店街、「リバーウォーク北九州」までを練り歩き仮装の創意工夫を審査する「パレード&仮装コンテスト」、商店街の店頭でお菓子をもらう「トリック・オア・トリート」、「ハロウィーンメークアップコーナー」、「大学生によるファッション&ヘアメークショー」、「まちなかパーティー」などが行われる。
「パレード&仮装コンテスト」では、スタートでのポージングのほか、パレード途中のパフォーマンス、仮装のオリジナリティーなどを審査し、優勝者には賞金10万円を進呈する。
「ファッションショー」は東筑紫短期大学の学生らが「ちょっと怖いけどかわいい」をイメージした造語「DEATH KAWAII(デスカワイイ)」をテーマに、オリジナルの衣装やヘアメークを披露する。
パレード終了後は、ごみ拾いボランティアNPO「グリーンバード北九州」の協力を得て仮装参加者がごみを拾う予定。「ごみを拾い集める行為そのものをアートプロジェクトに」(梶谷さん)と、収集する袋やごみ箱のデザインにもこだわった。
「参加者2000人、来街者2万人以上が集まる西日本最大規模のイベントに育ち、試算では昨年の経済波及効果も2億1,000万円あった」と実行委員長で西日本工業大学助教の梶谷克彦さん。近隣の商店や商業施設60店と連携して、バッジ装着者への割引特典を設けるなど、地域振興策も盛り込んだ。「本来のハロウィーンは10月末だが、このイベントをキックオフとして10月いっぱい盛り上げていきたい」とも。
開催時間は10時~17時。