八幡の「永明寺」住職が替え歌 「あたしほとけさまだから」

「永明寺」住職の松崎智海さん

「永明寺」住職の松崎智海さん

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 八幡の寺院「永明寺(えいみょうじ)」(北九州市八幡東区川淵町)住職の松崎智海(ちかい)さんが2月14日、「あたしおかあさんだから」の替え歌をツイッターで発表した。

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 松崎さんは「炎上した『あたしおかあさんだから』のおかあさんを、仏典をもとに『ほとけさま(阿弥陀如来)』に変えたら阿弥陀さまのご苦労がしのばれる、玄人好みのありがたい歌になった」と、作詞した。

 「今は浄土をととのえるわ、衆生(しゅうじょう)を救うため、全て捨てるの、六波羅蜜(ろくはらみつ)を修行するから、あたしほとけさまだから」と、阿弥陀如来が修行に立ち向かった信念などを説いている。

 ツイッターでは、「最後の『あなたにあえたから』というところで涙が止まりません」「ほとけ1人頑張るなら頑張らなくていいと思います、遊んでほしいです」(以上、原文ママ)などと、主人公が変わったことで、元の歌詞の場合とは対照的な反応が多く寄せられている。

 2016年には、映画「シン・ゴジラ」のビジュアルをパロディー化した「シン・オテラ」のポスターを掲示したり、昨年夏はトルコ人シェフ「ソルトベイ」さんの塩を振るポーズをまねて「お盆だよ!全員焼香」ビジュアルをインスタグラムに投稿したり、松崎さんは話題づくりに余念がない。

 同寺院は、2月18日行われる「北九州マラソン」のコース沿線にあり、昨年「すっごーい!マラソンたのしー!」と横断幕を掲げてランナーを応援した。松崎さんは「今年も、私設給水所を設けてランナーを応援したい」と、自由な発想で寺院のPRを楽しんでいる。

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