仕出し弁当の製造をメインに手掛ける「弁当の丸ふじ」(北九州市小倉北区下富野5、TEL 093-541-1948)が2月24日から、飯塚市を観光PRする弁当「いいづか雛(ひいな)のまつり弁当」の販売を始める。
飯塚市を拠点とするスーパー「ASO(あそう)」の店頭を中心に販売する同商品。パッケージデザインには、仏パリの展示会「メゾン・エ・オブジェ」など、世界各地で活動するイラストレーターの「たおゆか」さんが、地元選出の麻生太郎副総理を描いた。
丸ふじ社長の後藤祐平さんによると、「歴史建造物の多い飯塚市の中でも、とりわけ希少価値の高い『麻生大浦荘』が一般公開される『雛のまつり』に合わせ、企画した」といい、遠賀川をイメージした菜の花や、肉体労働者の多い土地柄に配慮したホルモンや牛肉、近隣の「鮭(さけ)神社」にちなんだ焼き鮭などを盛り付ける。
同社はこれまで、「北九州市漫画ミュージアム」館長で漫画家の畑たいむさんとコラボした「世界遺産辨當(べんとう)」や、松本零士さんとの「銀河鉄道999」弁当など、地域の特色を生かした弁当を多くリリースしている。
価格は1,080円。