「リバーウォーク北九州」(北九州市小倉北区室町1)4階に3月1日、しょうゆラーメン専門店「支那そば月や」がオープンする。
店舗面積は75平方メートル、席数は30席。2010年、福岡市博多区で創業した同店。店主の茂木啓右(けいすけ)さんによると「鶏ガラや野菜で取っただしに九州産しょうゆを合わせた、すっきりした味わいの中にもコクがあるスープ」が特徴となっている。「福岡は、豚骨一辺倒のラーメン激戦区。しかし女性や高齢者には(豚骨よりも)優しい味が好まれている。ライバルの多いジャンルよりもニッチなニーズを狙った」と言う。
「創業してしばらくは、繁華街から外れていたこともあり赤字が続いた。グルメサイトでは高評価を得ていたので自信はあった。(豚骨ではないという)福岡では珍しいジャンルのメニューなので、商業施設からも声が掛かるようになった」と言い、商業施設への出店は「博多駅デイトス」に次ぐ。北九州初出店となった同店は4店舗目。
主なメニューは、「支那そば」(650円)、「支那そば、ソースかつ丼セット」(950円)、「支那そば、黒デカシューマイセット」(900円)など。「ランチのニーズが多いので、食後の匂いが気になるギョーザよりもシューマイの人気が高い」とも。
営業時間は11時~23時。