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小倉経・年間PVは「成人式」ワンツー 「スペワ」ロス、ロバート父レストランも

成人式で持参したランウェイをさっそうと歩く大庭凪紗さん

成人式で持参したランウェイをさっそうと歩く大庭凪紗さん

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 小倉経済新聞の2018年上半期PV(ページビュー)ランキングは、「北九州の奇抜な衣装成人式」がワンツーフィニッシュを飾った。

【動画ニュース】涙と笑顔の別れ「さようならスペースワールド」

 この数年全国的な話題となっている北九州市の成人式。地元マスコミだけでなく、ユーチューバーや在京キー局など、貸衣装店「雅(みやび)」での深夜の着付け作業から成人式本番まで、長時間に渡る取材合戦を繰り広げている。今年の成人式では、自らプロデュースした衣装を、持参したレッドカーペットで披露したプロモデルの新成人も現れ、事前に市当局と調整した用意周到さも話題になった。

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 3位は、お笑いグループ「ロバート」秋山さんの父・秋山幸重さんが経営する船上レストラン「ファンキータイガー」の移転を知らせるニュースとなった。ロバート人気とともに来店客がうなぎ登りとなった同店だが、人気にあやかっただけでなく、幸重さんの豪放磊落(ごうほうらいらく)な人生経験や、親しみやすい性格に魅了されたファンも多く来店している。

 門司港の船溜まりに長期停泊していることにより「船の痛みが激しく、廃船になることが決まった」(幸重さん)ことによる移転で、「近く、移転先やオープン時期を発表する」という。現在の店舗での営業は9月30日まで。

 ランキングは今年1月1日から6月30日までに配信したヘッドラインニュースのPVを集計したもの。上位10位のランキングは以下の通り(カッコ内は掲載日)。

1.北九州の奇抜な衣装「成人式」に新潮流? 「レッドカーペット持参」新成人も (1月7日)

2.北九州の新成人が押し寄せる貸衣裳店「みやび」 深夜から早朝の着付け作業 (1月7日)

3.「ロバート」秋山さん父のハンバーグ店閉店 海賊船「廃船」理由に (6月4日)

4.北九州空港に世界最大級輸送機「アントノフ」 米・固定翼無人機「ガーディアン」運ぶ (4月25日)

5.さようなら「スペースワールド」 「涙と笑顔」のハイタッチでお別れ (1月1日)

6.門司港の岸壁にスーパーヨット「A」 乗船者はアンドレイ・メルニチェンコさんか (5月29日)

7.小倉に「新ジャンル」焼き鳥店 コワーキングスペースが運営 (3月9日)

8.スターフライヤー「初日の出」フライト 「100倍の難関」くぐり抜けた35組搭乗 (1月3日)

9.小倉・紫川河畔に「モンベル」、4月出店へ スポーツアクティビティー拠点に (2月13日) 

10. 小倉の老舗居酒屋「武蔵」が65周年 「庶民の酒場」北九州市誕生前から(6月11日)

 4位と6位には、異色のニュースがランクインした。「世界最大級の貨物輸送機アントノフ」は、北九州空港には過去数回飛来しているが、今回の荷物は米軍が無人偵察機として利用している「ガーディアン」を運んできたというもので、朝鮮半島や南シナ海の情勢不安や、旧ソ連の貨物機がアメリカの軍備機材を運んできたという話題性がランクインにつながった。

 「スーパーヨットA」の所有者はロシアの大富豪アンドレイ・メルニチェンコさんと言われ、フィリップ・スタルクさんデザインの個性的なデザインの船が日本各地で目撃されていることが話題になっていた。門司港の港湾関係者によると「船体メンテナンスのため約2週間停泊した。停泊料は100万円を超えている」という。

 5位の、昨年末(1月1日2時)で営業終了した「スペースワールド」の閉園のニュースは、多くの北九州市民が喪失感を感じるものとなった。同園の支配人らが「おうし座の方角、地球から417光年離れた星。このたび私たちはその星に『スペースワールド』の名前をつけました。そして本日、北九州での27年間の営業を終え私たちは閉園します。(中略)いつかまた、あの星で会いましょう」とあいさつし、ゲート前に詰め掛けた多くのファンらの頬を濡らした。閉園以降も、次々と解体される遊具の姿が「スペワロス」などのハッシュタグとともに、ツイッターやインスタグラムで拡散され続けている。

 コワーキングスペース「秘密基地」が始めた新業態焼き鳥店「ジル・アンド・コー」や、「紫江’s」1階のレストラン2店分を改修して開業したアウトドアショップ「モンベル」など、新店の話題も注目されたほか、昭和の雰囲気が色濃く残る老舗の居酒屋「武蔵」開業65周年を伝えるニュースも話題となった。

 今後も小倉経済新聞では、街の楽しさを再発見するニュースや地域の新しい話題を届けていきたい。