現在、「北九州芸術劇場」(北九州市小倉北区室町1)で行われている「井手茂太ダンスワークショップ」のショーイング(発表会)が9月16日、リバーウォーク北九州で開催される。
同劇場は、多様なダンスプログラムを短期間に集中して公演する「ダンスダイブウィーク」を2013年から行っており、今年は9月9日からダンスをテーマにした親子ワークショップや、映画館の「昭和館」(魚町4)での飛び入りパフォーマンス、旧料亭「三宜楼」(門司区清滝3)の大広間で公演をするなど、劇場の枠を超えた活動をしている。
昨年からは、「(北九州芸術劇場の)オリジナルダンスカンパニーを作る」という目標を掲げ、振付家・井手茂太さんを迎え、オーディションで選んだダンサーらとステージを創作している。今回は公募で集まった18人で4日間に渡ってワークショップを行ってきた。井手さんは「乃木坂46」や星野源さんのミュージックビデオ振り付けなどでも知られている。
井手さんは「今回は振付けという事ではなく、表現者として向き合い、お互いに出て来るものを大切にしながらクリエーションしたい。 完成でもなく、未完成でもなく、でも完成かもしれない、新鮮な空気感を感じていただければ」と期待を込める。
16日の「ショーイング(発表会)」は「リバーウォーク北九州の館内でゲリラ的に行うパフォーマンス」(同劇場広報担当者)という。開催時間は14時から。