北九州市が発行する無料情報誌「雲のうえ」第29号が発行され、11月8日、各所での配布が始まった。
今号の特集テーマは「水」で、戸畑区・八幡東区・八幡西区・若松区で利用されている「遠賀川水系」と、門司区・小倉北区・小倉南区で利用されている「今川・紫川・山国川水系」の2系統に分かれる北九州市の「飲み水」を、107年前に旧門司市で始まった水道事業の歴史とともに紹介している。
水源から各浄水場を経て家庭まで届く「生活用水」が、使用後、下水道を経てきれいな水に戻す「浄化センター」と流れていく過程のほか、納豆や酒など、その製品づくりに欠かせない良質な水の存在、紫川流域の水棲生物を紹介する「ホタル館」や「水環境館」などの施設紹介、市や民間の水質環境保護に関する取り組みなどを掲載した。
「ブックセンタークエスト」(北九州市小倉北区馬借1)や小倉駅の「観光情報センター」などで入手できるほか、「スターフライヤー」機内にも設置されている。