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ロバート秋山さん父のハンバーグ店「ファンキータイガー」、移転リニューアル

店舗改修時に駆けつけた「ロバート」秋山さん(中央)と秋山幸重さん(右)、店長の「かわちゃん」(左)

店舗改修時に駆けつけた「ロバート」秋山さん(中央)と秋山幸重さん(右)、店長の「かわちゃん」(左)

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 ハンバーグと焼きカレーの店「ファンキータイガー・アジト」(北九州市門司区港町3)が12月23日、門司港にオープンした。近くの船溜まりに停泊する船上で9月まで営業していた同店が移転した。

【関連画像】「100%ビーフハンバーグ」ランチ(ライス、サラダ付き1,300円)

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 店主の秋山幸重さんによると「自分が子どもの頃からある築60年以上の住居長屋の2軒分を、店長のかわちゃん(川口豊明さん)と2カ月かけて改修した」という。配電盤の設置などの電気工事の一部を除いて、住居部分の解体や給排水の設備、キッチンの据え付けなど内外装工事のほとんどを2人で仕上げた。店舗面積は約30坪、席数は30席。

 以前の海賊船のイメージから「陸に上がった海賊が潜伏するアジト」がコンセプトという店内。壁や天井の至るところは隙間だらけで、壁板からはネジの頭が露出するなどの不完全さが随所に見られる。「工事を業者に頼むときれいに仕上がるが隙がない。壁にわざと隙間を開けたり、床のがたつきをあえて残したりすることで、逆にお客さまはリラックスできる。きちんとした人生が楽しくないのと同じ」と、持論を話す。

 秋山さんは、お笑いグループ「ロバート」の秋山竜次さんの父親で、多くの芸人が立ち寄る店としてたびたびテレビで取り上げられている。店内には竜次さんが「クリエーターズ・ファイル」で披露する憑依(ひょうい)芸の「YOKO FUCHIGAMI」などに扮(ふん)した映像のほか、写真展示やグッズ販売も展開する。

 ランチメニューは「焼きカレー」(サラダ付き980円)、「100%ビーフハンバーグ」(同1,300円)のほか、「ハンバーグin焼きカレー」(同1,500円)など。ドリンクは「門司港地ビール」(東港町6)が醸造する「門司港駅ビール」や「ヴァイツェン」(以上800円)のほか、「オリオン」「レーベンブロイ」(以上600円)、「ミラージェニュインドラフト」「コロナ」(以上650円)など多数のビールをそろえる。

 「セレブの街だった原宿の脇道で発生した若者文化『裏原』のように、レトロ地区から一歩踏み込んだこの場所に『裏レトロ』の文化を根付かせ、以前のような行列ができる人気店にしたい」と意気込む。

 営業時間は11時30分~20時(ラストオーダー)。水曜定休(来年1月6日まで無休、7日~9日は休み)。

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