桂文枝さんによる落語独演会「北九州ひまわり寄席」が5月15日、「北九州芸術劇場」(北九州市小倉北区室町1)で開かれる。
主催は、「ゼンリン」前社長で、北九州商工会議所副会頭の原田康さんが昨年起業した落語専門の企画会社「寿限無(じゅげむ)企画」(上到津3、TEL 093-967-2777)。原田さんは、宴席だけでなく公的な場のあいさつでもダジャレを挟むなどをし、必ず会場の笑いを取る「落語好きの名物副会頭」として知られている。
「まちを元気にするためには、経済だけではなく文化振興も欠かせない」と原田さん。イベント運営は全くの素人だったが、手探り・手弁当で柳家花緑さん、桂春蝶さん、三遊亭歌之介さんらを招いた本格的な落語会を開いてきた。「誰もが知る上方落語の大御所・桂文枝さんの熟練の話芸で、多くの笑顔を作りたい」と期待を寄せる。
入場料金は5,500円(前売り=5,000円)。18時開場、18時30分開演。前売りチケットは「井筒屋小倉店」(船場町)や「チケットぴあ」などで取り扱う。