小倉北区の紫川河畔(紫江’sボードウォーク、勝山橋など)で10月8日・9日、地元作家などが直接販売する「紫川アート市」が開催される。
今回のオークションに出品されるyotecoさんのスペシャル作品『coyote人形』。
北九州市内や近郊のものづくり作家の作品発表の場として実施し、作家と来場客の交流の場の提供とにぎわいづくりを目的に開く。今年で3回目。主催は、まちづくり団体の「紫川で、会いましょう」実行委員会。
陶磁器、ビーズやガラスのアクセサリー、絵画、家具、洋服、人形などの幅広いジャンルのアート作品を展示・即売する同市。店主が作家、生産者本人で、「直接会って話をして作品を手にすることができる」と例年好評で、今年は55店舗が参加する。オーガニックフードや天然酵母のパンやピザ、自家焙煎の珈琲、手作りの野菜や米なども販売し、食事も用意する。
毎回地元で活躍するアーティストが、ポスターやチラシ、会場装飾などのメーンビジュアルを担当する。今年は、人形を中心にオリジナルハンドメードブランドを展開するyoteco(ヨテコ)さんが担当した。会場装飾も「かわいらしく」をコンセプトに展開する。
今年初めて「ファインアートオークション」も開催。yotecoさん(人形作家)をはじめ、kaoruさん(切り絵作家)、木寺一路さん(写真家)、八坂圭さん(画家)、母里聖徳さん(鉄の作家)、四宮佑次さん(写真家、書家)など、各分野で注目される6人のオリジナルアート作品が出品予定だ。
「今回のアート市はリバーウォーク北九州の周辺にも『市』が出店される。リバーウォーク、勝山橋、紫川’Sと、来場者は周辺を回遊できる楽しい催し。小倉中心部の商店街でも買い物を楽しんでいただきたい」と実行委員会の力島さん。
開催時間は11時~17時(ファインアートオークションは12時~)。