「平成中村座 小倉城公演」芝居小屋の起工式が10月1日、勝山公園で行われ、主催する「博多座」や工事関係者ら約30人が出席し、建設工事の安全を祈願した。
「平成中村座」は11月1日から全47公演行われ、約4万人を動員する予定。宣伝担当者によると「チケットはほぼ完売状態だが、今後若干の戻りがある予定で、入手可能な公演もある」という。
地鎮祭では通常、敷地の四方で「四方清め払い」をするが、小屋が大規模になることや、舞台の背景幕が取れ、客席から小倉城や花火を見ることができる特別な演出も行われることから、実際に舞台を設置する場所のおはらいをした。
10月27日、主演する中村勘九郎さんらが商店街を練り歩く「お練り」を行う予定。
11月26日までの期間中、チケットを持たない市民も「二十軒長屋」と呼ばれる販売エリアに入場できる。同エリアでは、江戸を代表する工芸品や地元グルメ、ラーメンなどを提供する。