クラフトビール専門店「11(いちいち)タップ」(北九州市小倉北区京町2)は10月20日、イラストレーター・ツネさんとコラボして「門司港地ビールとYocoTune」を開催する。
今年6月、「門司港地ビール」(門司区東港町)の「ヴァイツェン」が全国地ビール品質審査会で最優秀賞に選ばれたことを広く知ってもらいたいと、店主の窪山暢賴さんが企画した。「日本一に輝いた地ビールなのに、地元の人があまりその存在を知らない」と言う。同ビールを飲み放題で提供するほか、店内の壁画を描いたツネさんが、原画やTシャツ、バッグなどのオリジナルグッズ販売も行う。
門司港地ビール醸造部長の峯松幸之助さんは「当社のビール醸造はおいしいヴァイツェンを飲みたくてスタートしたが、当初は品質が安定せず苦慮した。本場ミュンヘンで本物を飲み、ビール酵母の研究を重ね、他社にお願いして醸造技術の研修をし、試行錯誤を重ねてようやく現在の味になった。ビール酵母による風味と小麦麦芽の豊潤さ、しっかりとしたボディー感のわりに後口の飲みやすさが評価された」と話す。
前売り券(3,000円)購入者にはオリジナルデザインの「ヴァイツェン瓶ビール」を進呈する。