ITを活用して社会課題を解決する市民グループ「Code for Kitakyushu」が4月3日、市内の飲食店を応援するアプリ「北九州テイクアウトマップ」の配信を始めた。
新型コロナウイルスの影響で売り上げが激減している飲食店を応援しようと、同グループ主宰者で市外郭団体職員の糸川郁己さんが開発した。
アプリは、飲食店が店の場所や営業時間、特徴、テークアウトメニューなどを投稿すると、一覧と地図上に位置情報などが表示されるシステム。
糸川さんは「日常的に外食記録をSNSに投稿している。お世話になっているお店の方々の苦境を見過ごすことができず、自分でできることとしてアプリ化を思いついた。飲食業界が少しでも元気になれば」と話す。現在登録されている飲食店は20店程度で、新規店の登録も呼び掛けている。
「(購入目的の)外出を推奨しているのではなく、通勤などの延長線上で利用していただければ」と糸川さん。