タコス専門店「メキシカンロック ゴーゴーゴーゴー」(北九州市小倉北区魚町2)が8月15日、オープンした。
同所でバーを経営していた増永進之介さんが、友人でイラストレーターのTUNE(つね)さんの事務所「ビールチョーダイオフィス」が同居する、ハイブリッド店舗としてリニューアルした。店舗面積は約30坪、席数は28席(うちカウンター6席)。
店内の壁面デザインはTUNEさんが行った。「開業後もほぼ毎日描き足している」といい、極彩色でパンクロックを思わせる画風が特徴のイラストが各所にちりばめられている。
「身近な生活の中にアートを取り入れてほしい」と、似顔絵とアートを融合させた「ニガアート」イベントやライブペインティング、イベントフライヤーデザインなど、さまざまなメディアを通じてアートを発信しているTUNEさん。増永さんは「強烈なインパクトのあるイラストに、身近に触れることのできる店として、多くのお客さまに親しんでもらいたい」と期待を寄せる。
小倉の郷土食として知られる「ぬか味噌(みそ)炊き」が「乳酸菌を多く含み、腸内の細菌バランスを保つ効果がある」ことに着目した増永さん。「代表的なイワシやサバではなく、幅広い世代に食べてもらえるように、鶏むね肉をぬか漬け加工し、タコスやタコライスとして提供することで、小倉の新名物に育てたい」とメニュー開発をした。
主なメニューは、「小倉タコス」(トルティーヤ4枚、サルサソース、ピクルスなど、680円)、「小倉タコライス」(ライス、サルサソース、ピクルス、サラダなど、780円)、「手割りフライドポテト」「チキンナゲットボール」(以上280円~540円)、「トルティーヤチップス」(340円)など。
ドリンクは、「イエローサワー」「イエローサワー酎ハイ」「赤紫蘇(しそ)スカッシュ」(以上580円)、「バナナミルク」「チョコバナナミルク」「自家製ジンジャーモスコミュール」「モロッコミントのモヒート」(以上680円)などを用意する。
営業時間は11時~21時。