魚町銀天街のダイニングレストラン「カリフォルニアブルーマーケット」(北九州市小倉北区魚町3)が8月、ハンバーガー専門店へと衣替えした。
イタリアンやフレンチ、韓国料理などを提供する店として2017(平成29)年に開業した同店。「弁当などテークアウト中心にメニューを切り替えて、コロナ禍をしのいで来たが、従来のままではお客さまは戻ってこない」(店主の前田匡之さん)と、メニューの一新を計画。「肉々しいハンバーグを売りにする、100%ビーフのハンバーガー専門店」へとリニューアルした。
「ハンバーガーはジャンクフードのイメージが付きまとうが、ちゃんとした食事としてのハンバーグを追求した。当日使う肉を毎朝ひいてもらって仕入れている。バンズ(パン)はこのハンバーグに合うよう、歯応えや風味を特注した」とこだわりを話す。自家製マヨネーズや特注ベーコンの提供、食べ放題のピクルスなど、店独自の工夫もした。
「現在は来店客3割、テークアウト7割くらい。冷めてもおいしいと言ってもらえるような風味にしたことが好評を得ているのかも。ハンバーガーをテークアウトで楽しめるしっかりした食事として定着させたい」と意気込みを見せる。
主なメニューは、「オリジナルバーガー」(1,200円)、「チーズバーガー」(1,350円)、「ベーコン&エッグバーガー」(1,450円)、「ベーコン&チーズバーガー」(1,500円)、「ダブルバーガー」(1,700円)など。サイドメニューに「ナゲット」(450円)、「フライドポテト」(480円)、「オニオンリング」(580円)などを用意する。
営業時間は11時30分~14時、15時30分~22時。