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北九州のアフリカ雑貨店が医療機関にコーヒー寄贈 「新型コロナ」対応のストレス解消に

井ノ上奈美治さん(左)と「北九州市立病院機構」の担当者

井ノ上奈美治さん(左)と「北九州市立病院機構」の担当者

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 アフリカ雑貨専門店「ナイズラフィキ」(北九州市門司区大里本町3)店主の井ノ上奈美治(なみはる)さんが12月28日、地方独立行政法人「北九州市立病院機構」(小倉北区古船場町)にコーヒー1100人分を寄贈した。

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 同法人は、「北九州市立医療センター」(馬借2)や「北九州市立八幡病院」(八幡東区尾倉2)などを運営する組織で、新型コロナウイルス感染症のPCR検査陽性者や発症者の受け入れなど、市の感染症受け入れ指定機関として対応を行っている。

 同店は、発展途上国の原料や製品を適正な価格で継続的に購入することを通じ、立場の弱い国の生産者や労働者の生活改善と自立を目指す運動である「フェアトレード(公正取引)」をテーマに活動する「ハイホープ」社長の井ノ上さんが、2016(平成28)年、アンテナショップとして開店。アフリカやアジア諸国を産地とする、コーヒーやファッション雑貨、民芸品などを取り扱う。

 井ノ上さんによると「北九州市は、新型コロナウイルス感染症が一時的に急増したが、現在は医療機関の皆さんのおかげで落ち着きを取り戻しつつある。患者の受け入れなどで、ストレスの多い医師や看護師、スタッフの方々にリラックスしてもらいたい」と、店で扱うタンザニア産コーヒーを寄贈した。

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