戸畑区内のスイーツ専門店を紹介する冊子「スイーツな街・とばた」が9月1日、発行された。編集は戸畑区役所総務企画課(北九州市戸畑区千防1)。
職員らが記事を書き、撮影、レイアウトなどを行った手作り感あふれる冊子
同冊子は、「戸畑のおすすめパン屋さん」「戸畑チャンポン」に続く戸畑の食シリーズ3作目。同課係長の徳山幸弥さんによると、「(戸畑区は)北九州市内では最もコンパクトな区で、地域に根ざした庶民的な店が多い」という。「課内の職員だけでなく、ほかの課の職員にも手伝ってもらい、スイーツ提供店を一軒一軒声掛けし取材した。取材拒否の店もあったが、丁寧に説明して承諾してもらった。職員らが記事作成や写真撮影も行い、手作り感あふれる冊子になった」という。
徳山さんは「掲載した商品には、『戸畑饅頭』『玄界灘焼』『山笠プリン』『ヨイトササブレ』など戸畑にちなんだものが多い。各店の工夫も感じられ、食べ歩くだけでも面白いと思う。戸畑祇園大山笠や夜宮公園菖蒲まつりなど区内の伝統行事が今年も全て中止になり、域内を行き交う人が激減している中で、区の魅力の再発見につながれば。コロナ禍で苦労しているお店もあり、ほかにも支援策を考えていきたい」と意気込む。
仕様は、A5判、16ページ。発行部数は1200部。小倉駅観光案内所や各区役所の総務企画課、掲載店舗などで配布している。