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リーガロイヤルホテル小倉のバーテンダー、「ウイスキーエキスパート」合格

「ワインにたくさん種類があるように、ウイスキーにも『凝縮したフルーツの香り』『白い花のような華やかな香り』などさまざまな香りがある」と野口さん。

「ワインにたくさん種類があるように、ウイスキーにも『凝縮したフルーツの香り』『白い花のような華やかな香り』などさまざまな香りがある」と野口さん。

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 リーガロイヤルホテル小倉(北九州市小倉北区浅野2)のバー「セラーバー」のバーテンダー野口恭弘さんが、昨年10月に行われた「ウイスキーコニサー資格認定試験」で「ウイスキーエキスパート」に合格し、このほど認定証が届いた。

「お客さまに時間を忘れてくつろいでいただけるように」を心がける野口さん。

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 同試験では、歴史・背景・系譜・産地・蒸留方法・特徴など、世界中のウイスキーの知識を100問の筆記形式で試される。さらに上位には、「ウイスキープロフェッショナル」「マスター・オブ・ウイスキー」があり、今回合格した「ウイスキーエキスパート」は第1段階で、「ワインでいうソムリエ」にあたる。200人以上が受験し「合格率は約50%」という。

 野口さんは2004年から、リーガロイヤルホテル東京でバーテンダーとして修業を始め、2008年から小倉に勤務。現在は同店の「キャプテン」として接客に当たっている。「ワインにたくさん種類があるように、ウイスキーにも『凝縮したフルーツの香り』『白い花のような華やかな香り』などさまざまな香りがある」と野口さん。「素材となる穀物の種類や蒸留所の個性がはっきりと分かるウイスキーは幅広く奥深い。ワインと違った楽しみ方ができる」とも。

 ウイスキー初心者には、「バニラやフルーツの香りを持つやさしい味わい」の「グレンモーレンジー」(1,500円)、「グレンリベット12年」(1,200円)を、経験を積んだ客には、「うま味のしっかりした重厚な味わい」の「トマーティン1975年」(6,000円)、「ハイランドパーク30年」(1万円)を、それぞれ薦めるという。「この資格を通じてウイスキーファンやバーのファン層を広げていきたい。試験ではさらに上を目指したい」と野口さん。

 営業時間は17時30分~24時。

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