北九州イノベーションギャラリー(北九州市八幡東区東田2、TEL 093-663-5411)で10月13日、「夢をかたちに-産業デザインの世界」が始まった。
「あったらいいなが生んだデザイン」コーナーに展示される「HONDA モトコンポ」。「現在でも中古市場でプレミア価格がつくほど人気」という。
「産業デザインとは」「生活を彩ってきたデサインたち」「ここにもデザイン」「あったらいいなが生んだデザイン」「カーデザインの現場」の5ブースから成り、近代から現代までの時代背景を色濃くデザインに反映した家電製品を展示するほか、デザイナーの意図や形づくられるまでのプロセス、「デザインが社会に与える影響やこれから求められる視点」などを、36点の展示物で紹介している。
「カーデザインの現場」ブースには、MAZDA「アテンザ」のデザインの基礎となったコンセプトカー「靭(SINARI)」の原寸大クレイモデル(粘土模型)も展示している。「『SINARI』は各地のモーターショーで『美しすぎる』と評されてきたデザイン。通常、ショー以外で社外に持ち出されることのないクレイモデルで、目に触れる機会はあまりない」と同館広報スタッフ。
入場料は、一般=500円、小中学生=100円。
開館時間は9時~19時。12月16日まで。月曜休館。