住宅設備機器メーカーの「TOTO」(北九州市小倉北区中島2)は10月17日、スポーツ振興宝くじ「toto」とコラボするプロジェクト「トートートトト」を発表した。
「S.G.T.K.」は10月28日、「ギラヴァンツ北九州VS京都サンガF.C.戦」(北九州市立本城陸上競技場)で披露される予定。
TOTOは、自社製品の環境対応技術を高める取り組み「TOTO GREEN CHALLENGE」を展開。totoは、収益の一部をサッカーグラウンドの芝生化に充てていることから、「互いの活動を支援する」目的で新たにプロジェクトを始動する。
2017年に100周年を迎える同社の取り組み「TOTO GRENN CHALLENGE」は、同社製品使用時に排出されるCO2排出量を1990年比で50%削減することを目標に掲げている。「水に関わるコストはあまり知られていないが、その90%は電力使用によるもので、水の使用量を減らすことで、電力使用も削減でき、結果的にCO2も削減できる。一般的な家庭での水の使用量は風呂よりもトイレのほうが多い」と広報担当者。
プロジェクトを広めるにあたり、TOTOの技術力とtotoゆずりの「予想能力」を持った「S.G.T.K.(スーパーグレートトイレキーパー)」を制作。ゴールポスト前に設置された便器型のキーパーが、向かってくるボールの軌道をセンサーで瞬時に判断し、射出されたボールでボールをかわすというもの。今後JリーグのイベントやTOTOの自社イベントなどに登場する予定。
同社はこれまで、しゃべる、株価を発表する、夢を見るなどの夢の機能が詰まったトイレ「ネオ2号」や、バイオガスで走る「トイレ型バイク『ネオ』」など、企業姿勢を目に見える形でキャンペーンをシンボル化する手法を取ってきた。今回のプロジェクトでは、「音感先行で、意味の分かりにくいキャンペーン名だが、組み合わせの不可解さを話題にしたい」狙いだ。
「S.G.T.K.」は10月28日、「ギラヴァンツ北九州VS京都サンガF.C.戦」(北九州市立本城陸上競技場)で披露される予定。