小倉ロフト(北九州市小倉北区京町3、コレット6階)に11月25日、「ほぼ日手帳」の考案者・糸井重里さんが来店し、「ほぼ日手帳相談員」として来店者と手帳の使い方などについて懇談した。
毎年、「翌年度版の発売開始時期に巡回する」という糸井さんは、「ほぼ日手帳」を手にした約50人の来店客一人一人と使い方や書き込まれた内容などについて懇談し、使い方や記されている内容などについてアドバイスを行った。「街ごとにユーザーの方々の印象は全く違う。それぞれが思いがけない使い方をしている。毎年こうして生の声を聞いて手帳に反映している」と手帳づくりへの思いを話す。
「『ほぼ日手帳』は半完成品で、それぞれの人が日々つづって行って完成品となる。例えば育児日記をつけた母親の手帳は、将来その子にとって素晴らしい嫁入り道具になる」と糸井さん。小倉の印象については、「初めて来たが、小さな商店が頑張っている印象を持った。気仙沼で行っている復興支援活動へのヒントになる」と話した。
同店は12月2日まで、「ほぼ日手帳WEBSHOPロフト出張所」を開設。ウェブショップ限定商品やスペシャルカバーなども販売する。