小倉南区のラーメン店「ちゅるるちゅーら・ら・みぃえん」(北九州市小倉南区長行東2)が2月27日、カレー専門店「カレーの鬼」(八幡東区西本町2)とコラボしたメニュー「ちゅる鬼カレーラーメン」の提供を始めた。
店主の翁和光さんは、以前から新メニュー開発の行程をユーチューブやフェイスブックで紹介し、客の反応を見ながら商品化を進めてきた。カレーラーメンは以前から試行錯誤を繰り返してきたが、作る行程の煩雑さや作業スペースの関係で、「定番メニューになるまでには至らなかった」という。
そんな時、フェイスブックを通じて知り合った「カレーの鬼」店主の原田淳さんと飲んでいる時に「高校の後輩にあたることが分かり、それならばお互いの持ち味を生かしてコラボを」と思いたったいう。「カレーが主張し過ぎないように、魚介豚骨スープとのバランスに配慮した」と翁さん。焦がしニンニクオイルや青ねぎ、炭火焼のチャーシューなどのトッピングが加わる。
同店は、今年1月八幡西区から移転してきた。オープン後の1カ月を振り返って「フェイスブックなどで知らせるだけで、特に宣伝をせずに開業したが、想定以上の客数」と翁さん。「この場所に移転してきたことに手応えを感じている」という。店舗面積は約30坪、席数は20席。
「ちゅる鬼カレーラーメン」は880円。営業時間は11時30分~22時。