小倉・魚町銀天街の「北九州まなびとESDステーション」(北九州市小倉北区魚町3)で5月21日、大学生らを中心としたゴミ拾いボランティアチーム「グリーンバード小倉」が組織され、1回目のまち中清掃活動を行った。
ゴミ拾いのボランティアを行うNPOとして2004年、東京・原宿で発足した「グリーンバード」。現在、国内外約50チームが、「きれいな街は人々の心もきれいにする。人々の心がきれいであれば犯罪はなくなる」をテーマに掲げ活動している。
小倉チームは同ステーションに集う学生を中心に組織され、今回は高校生4人を含む19人が参加した。ナイキやタワーレコードをスポンサーにしたそろいのユニホームや軍手、ゴミ袋を手にすることで、「ゴミ拾いやボランティア活動がかっこ悪い」と感じていた人々の意識を変える狙いもある。「ゴミ拾いの姿を多くの人々に見てもらうことで、ゴミのポイ捨てがかっこ悪いと思ってもらいたい」と特任教員の岩永真一さん。
事前登録不要で手ぶらで参加できるのが特徴で、「登録も会費もなく、その日に集まったメンバーがまち歩きをしながらゴミ拾いを楽しんでいただける」という。「2回目以降、会社員の方にも参加していただきやすいよう、平日の夕方に活動する」とも。
今後のスケジュールなどはホームページで知らせていく。