小倉経済新聞の上半期PV(ページビュー)ランキングは、映画「黒執事」のクランクインを知らせる記事が1位となり、ほか10位内に伊勢谷友介さん出演「リリコ・スピント」や「ジンクス!!!」など、北九州市内で撮影される映画が話題となった。
上位10位のランキングは以下の通り。
1. 北九州で映画「黒執事」クランクイン-水嶋ヒロさん、3年ぶり主演
2. 小倉にカフェ「インディゴ」-元OLが開業、「ロンドン・ストリートカルチャー」にこだわり
3. 小倉に「からあげ大ちゃん」2号店-元力士・グルメリポーターが店長
4. 八幡の人気ラーメン店が小倉南区に移転-元建築関係の店主、工事自ら
5. 門司港にハンバーグ「ファンキータイガー」-ロバート秋山さん父が開業
6. 市制50周年「北九州市誕生祭」概要発表-「ロバート」お笑いライブなど
7. 北九州で日韓合作映画「リリコ・スピント」クランクイン-伊勢谷友介さんら出演
8. 小倉・米町の焼き鳥店「はちまる」、個数制限なしの「空揚げ定食」話題に
9. 小倉・魚町にワインバー「フラ」-女性ソムリエが独立開業
10. 北九州市で映画「ジンクス!!!」クランクイン-出演者らが記者会見
北九州で映画撮影が頻繁に行われる理由に「北九州フィルムコミッション」の積極的な活動が背景にある。北九州市広報室を主体とし、エキストラ募集やロケ地探しなど市民を巻き込んだ一体的な活動で知られ、都内の映画制作関係者からは「映画撮影をしやすい都市」として評価されているという。
「海猿」「おっぱいバレー」「ワイルド7」など、市内で複数撮影した羽住英一郎監督は、記者会見会場などでも「都会と自然が程よく隣接し、田園風景から工場、住宅街などいろんな側面を持つ北九州は撮影がしやすい。おいしいものもたくさんあることも、スタッフに好評」と話していた。
映画の話題以外の傾向として、店舗の開店が大半を占め、「からあげ大ちゃん」や「ちゅるるちゅーら ら・みぃえん研究所」など地元有名店の新規出店も注目された。「インディゴ・カフェ」はロンドンのストリートカルチャーを体現するカフェとして、「おいしい空揚げをたくさん食べてほしい」とランチの空揚げ個数を無制限にした焼き鳥店「はちまる」、お笑い芸人「ロバート」の秋山さん父が開業したカフェ「ファンキータイガー」など、個性ある店も話題となった。