小倉・魚町の「サンロード商店街」(北九州市小倉北区魚町3)で8月22日~24日、同商店街を舞台にした本にまつわるイベント「ファンタスティック・アー
ケード・プロジェクト『まち、ひと、ほん』」が開催される。
参加者が持ち寄った本にエピソードなどをつなげ、「本同士の接点や、人々と本が出会う新しい道筋」を探すワークショップ「Sewing Books(ソーイングブックス)」や、本のキュレーターとして知られる「ブックピックオーケストラ」の川上洋平さんを案内役に店主やアーティストを招くトークセッション「まち、ひと、ほん」を3夜連続で展開する。
1981(昭和56)年に架けられた同商店街のアーケードは。今秋から撤去工事が始められる予定で、これをきっかけに立ち上がったファンタスティック・アーケード・プロジェクトは「アーケード撤去というマイナス思考ではなく、青空を取り戻すというプラス思考に加え、商店街の人々や記憶を『かけ直す』という意味を込めるプロジェクト」(主催者)という。同期間に開催する、まち中の遊休不動産の価値を見直す「リノベーションスクール」の関連イベントとしても位置付ける。
参加費は、ワークショップ「Sewing Books」=無料、トークセッション「まち、ひと、ほん」=1,000円(1ドリンク、オリジナルブックカバー・しおり付き)。それぞれの参加申し込みや開催時間はホームページで確認できる。