「黒崎ひびしんホール」(北九州市八幡西区岸の浦2)で9月14日、北九州出身のゴスペルグループ「エンジェリックシャウト」の3年ぶりのコンサート「Flower心に花を」を開催する。
故・佐藤美紀子さんにより「小倉インマヌエル教会」(小倉北区鍛冶町)で1997年に発足したのをきっかけに、福岡市や山口県宇部市、美祢市へと活動の和を広げた同グループ。各拠点で巡回公演を行ってきたが、2011年に佐藤さんが急逝。その年に「追悼公演」を北九州で行って以来3年ぶり。4地区のメンバー約80人が全16曲を歌う。
「常に前向きなメッセージを含んだ希望のある歌というのがゴスペルの醍醐味(だいごみ)」と歌をリードするディレクターの中山栄嗣さん。「北九州は発祥の地ということもあり、長く続くメンバーが多く一体感のある引き締まった合唱が特徴。14歳から78歳まで幅広い年齢層だが、それぞれの力の中で最高のパフォーマンスを見せたい」と抱負を話す。
テーマの「心に花を」は「ゴスペルは決して宗教を持つ人のものだけではなく、そうでない人もそれぞれの大切なものに向かって歌う。心が揺り動かされる大切なものを花に置き換え、一人ひとりが力と喜びにあふれた花を育て、新しい種が広がるようなステージにする」(北九州地区のリーダー・古庄さん)と意気込む。
開場17時30分、開演18時。前売り券は、大人=2,000円、高校生以下=1,000円(当日券は各500円アップ)。前売り券はローソンLoppi(Lコード:86284)で購入できる。