新型コロナ対策のため臨時休館していた「水環境館」が6月19日に営業を再開し、人気イベント「カヌー体験in紫川」の開催も始まった。
紫川の水面から街並みを散策するイベントとして昨年は約40回行われ、延べ1000人の参加者が集まる人気イベントだったが、今年は新型コロナの影響で休止。営業を再開したのに合わせイベントも再開した。
この日は少し風が強かったため、近くの旦過市場までを往復するコースとなり、約30人の参加者はカヌーを操るパドルの練習後、えびす橋や旦過橋をくぐって、川にせり出した市場独特の建物を鑑賞した。館長の内村政彦さんによると、「旦過市場は再開発が予定されており、この風景も間もなく見ることができなくなる」という。