門司港の老松公園そばに4月10日、カフェ「チェカ」(北九州市門司区老松町2)がオープンした。
1階・2階を合わせた店舗面積は約10坪、席数は14席。戦後の闇市が起源といわれる中央市場の北端に位置し、目の前が公園というロケーションに「一目ぼれ」して同所に決めたという店主の宮崎ルミ子さん。3年前まで「新海運ビル」(港町9)で同店を経営し、子育てに専念するため、いったん主婦業に戻っていたが、長男の進学で手が離れたため新しい場所で再開した。
カフェを経営する前から自宅で「カフェ風のメニューを作ってはSNSにアップしていたところ、友人から『店を始めれば?』と背中を押されて始めた」という宮崎さん。以前の店から引き継がれた店名は「当時、アフリカなどに凝っていて、スワヒリ語で『楽しい空間』『人の集まる場所』という意味」といい、ロゴは当時小学生だった長男がデザインした。
「前の店は観光客が多かったが、今の店は地元客や高齢のお客さまが多く、低価格でなじみやすいものにしている」とワンコインの「おにぎり御膳」「豚汁御膳」(以上500円)や、煮込みハンバーグやチキン南蛮などが日替わりの「本日のおすすめ御膳」(600円)のランチを提供している。ほかに、手作りケーキ(300円、ドリンクセット650円)、「フルーツ白玉パフェ」「フルーツあんみつ」(以上580円)など。
ドリンクは、コーヒー(アイス、ホット各350円)、オレンジジュース、トマトジュース(以上350円)、ミックスジュース(500円)などのほか、アルコール類は瓶ビール(480円)、「ハートランド」(550円)、日本酒(450円~)、梅酒(500円~)などをそろえる。
営業時間は11時~20時(日曜は12時~)。火曜・水曜定休。