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小倉のカレー専門店が「子ども食堂」開設 ゴミ拾いと合わせて「地域貢献」を

「いただきます!」と参加した15人の子どもら

「いただきます!」と参加した15人の子どもら

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 小倉のカレー専門店「サンタクロース亭」(北九州市小倉北区堺町1,TEL 093-953-8411)が1月30日、「子ども食堂」イベントを行った。

サンタクロースに扮した岡本会長が「お手伝い券」を配布

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 昨年8月にオープンし、ランチタイムの3時間だけ営業する同店。近隣のサラリーマンらにボリュームのある「カツカレー」(750円~)が人気で、行列ができる時もある。

 貧困家庭の子どもの食生活を支援する「子ども食堂」は全国的な話題になっている。北九州市は今年1月、「自治体初の取り組み」として市内2カ所に子ども食堂を開設することを発表した。「財政難の行政にばかりこの問題を背負わせる訳にはいかない。子どもの未来は市民全体の問題」と同店を運営する「九州環境プラン」(赤坂5)会長の岡本堅吾さんが提起、地元の貧困家庭の子どもの空腹を満たせないかと思いたち、スタッフらと企画を練った。

 この日は、「まず取り組みを知ってもらいたい」と近隣家庭の子どもらを招き「デモンストレーション」として、マスコミ向けに取り組みを披露した。集まった15人の子どもたちは、近くの堺町公園のごみ拾いをし、配布された「お手伝い券」(200円分)に持参した100円を加えて着席。「スパイスを控えめにした甘口の子ども専用カレー」(300円)をおいしそうに頬張った。

 「(ごみ拾いで)地域への貢献や働くことの楽しさ、共同作業の意味を子どもたちに理解してもらえれば」とも。

 同店の営業時間は11時~14時。日曜定休。「子ども食堂」は今後、第2・第4土曜に開催する予定。

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