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小倉の紫川で「全日本紫川ダンボールボートレース」-35チームが奮闘

アニメを模した凝ったデザインなど、ダンボール製とは思えない作りこんだ船が多いのも今回の大会の特徴。

アニメを模した凝ったデザインなど、ダンボール製とは思えない作りこんだ船が多いのも今回の大会の特徴。

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 小倉の中心部を流れる紫川で8月28日、「第3回 全日本紫川ダンボールボートレース」が開催され、市民や企業、大学生などで構成された全35チームが出場した。

出発早々、着水する珍場面も。

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 大会のルールは至ってシンプル。スタート地点から川面に浮かべられた2カ所のブイを反時計回りに回り、約250メートルのコースをゴールまでの早さを競うもの。

 ボートの製作に使われるダンボールは全て実行委員会から提供され、前回大会終了後、今回の参加者にすぐに配布された。参加者は、それぞれ数カ月間の構想・製作期間を経て思い思いのボートを製作。スピード重視のシンプルなものから、「環境都市北九州市」をイメージさせる装飾のされたものまで、それぞれ工夫を凝らした。

 出場者の1人、伊古野(いこの)修さんは「ぶっつけ本番。上位入賞より地元食材の『地産地消』をアピールする目的で出場した」と話していた。親子チームで出場し、好タイムを出して特別賞を受賞した祷(いのり)麟太郎くん(10)は「優勝を目指したけど残念だった。でもまた練習して来年参加したい」と笑顔で語った。

 自ら川に転落するパフォーマンス重視のチームなど珍場面も続出し、紫川河畔がにぎやかな声援と笑い声に包まれた。

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