JR門司港駅そばの「汽笛ドーナツ」(北九州市門司区西海岸1、TEL 093-332-3370)が8月8日、オープン1周年を迎えた。
店主の原田康平さんが、慣れ親しんだ関門海峡を行き交う船の汽笛から、「お客さまの心に響く味を届けたい」との気持ちを込めて名付けた同店。兼業するオーダーメード家具店のノウハウを生かし、店内の内装やガラスショーケースなどの什器のほとんどを手作りした。
ドーナツの揚げ油は、シリコーン不使用の「こめ油」を使い毎日入れ替え、国内産小麦粉のみを使った生地も作り置きせず、早朝から仕込みを始めて開店直前に最初のドーナツを並べる。
1年がたち「天然素材のドーナツのおいしさがだんだんお客さまに認知されてきた。クリスピー・クリーム・ドーナツの北九州進出のニュースも、マーケットの裾野が広がりうれしい。ぜひ食べ比べてほしい」と自信を見せる。
1周年を記念して、同8日に店頭に並ぶ8種類のドーナツは全て88円(880個限定)で提供するという。開店開始も8時8分と、「8」にこだわる。