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小倉で人力車営業開始-「無法松の風景を再現」、社会福祉士が起業

元社会福祉士の市五郎さんが起業した「無法松人力車 小倉屋」。

元社会福祉士の市五郎さんが起業した「無法松人力車 小倉屋」。

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 小倉中心市街地の名所を巡る人力車「無法松人力車 小倉屋」(TEL 090-9601-0769)が、10月1日開業した。

福島県からも人力車仲間が応援に駆けつけた。

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  コースは、「小倉城庭園」(北九州市小倉北区城内1)を拠点として、小倉城周辺を一周する「小倉城コース」(約20分、3,000円~)と、常盤橋や室町を巡る「常盤橋コース」(同)。

 車夫の市五郎さんは、前職の社会福祉施設の職員時代、入所者向けに上演する芝居のねた探しで「無法松のストーリーを知り号泣した。小倉のまちにも素晴らしい物語がある。物語の風景を再現したい」と人力車の開業を思い立った。人力車製作にかけた費用は約200万円。

 「まだ走り始めたばかりで、しばらくは営業も厳しい。『ちょい乗りコース』(約5分、1,000円)も設定したので、アトラクションを楽しむように気軽に利用してほしい」と市五郎さん。「人力車が小倉の風景の一部になって、地域振興のシンボルになってくれれば」とも。

 営業時間は10時~17時。水曜定休。予約は電話で受け付ける。

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