桜の名所として知られる小倉城(北九州市小倉北区城内2)の天守閣広場や周辺約300本のソメイヨシノが満開となり、花見シーズンを迎えている。
最高気温が15度前後と、例年より肌寒い天候が続いている3月最終週だが、平日にもかかわらず年配者や多くの子ども連れの花見客でにぎわっている。正午前後は、市役所や周辺のオフィスから弁当持参で「桜の下でランチ」をする人の姿も見られる。夜間は4月7日までライトアップも行われている。
焼きとうもろこしやビールなどを販売する露店も約20店舗が並び、昼夜を問わずフル稼働している。「例年になく早い開花で慌てて開店の準備をした」と露店店主。週末は「桜の散り際」を楽しむ花見客でにぎわいが予想される。
3月30日・31日には「小倉城桜まつり」も開催。「赤村力餅」の餅プレゼントやステージイベント、「桜を見ながらかき焼きコーナー」(1キログラム800円)などを予定する。詳しくはホームページで確認できる。