全国を旅しながらテント芝居を続ける劇団「どくんご」が5月19日・20日、小倉城大手門広場で公演「The Naked Dog Tour 13-君の名は」を行う。

小さなテントの中で繰り広げられる「泣き笑いの不思議な世界」

　1983（昭和58）年、埼玉大学の演劇研究会が起点となり発足した同劇団は、テント持ち回りの旅公演をする国内で唯一の劇団といい、1年のほとんどを全国を旅しながら活動を続けている。10メートル四方の小規模なテントで役者と観客の距離が近く、芝居のほか歌やダンスを盛り込んだバラエティー豊かな舞台を繰り広げる公演が特徴。

　地元受け入れを担当する谷瀬さん（＝ピカラック代表）は「小さなテントの中で繰り広げられる、ばかばかしいのに深くて大笑いするほど面白いのに、ほろりと涙もする不思議な世界」と魅力を語る。「今回から、その不思議な魅力に取りつかれた地元の7人と25団体が実行委員としてサポートしてくれることになった」とも。地元劇団の「ブルーエゴナク」や音楽ユニット「Duo Dialogue（デュオダイアローグ）」もゲスト出演する。

　料金は、一般＝3,300円（前売り3,000円）、ペア券（一般2枚）＝5,000円（前売り、予約のみ）、中高生＝1,500円、小学生＝500円。チケットは「ムーシャン」（魚町4新旦過飲食街）、「一生もんSHOP緑々（あおあお）」（京町4）などで取り扱う。予約・問い合わせはピカラック（TEL 080-1711-5074）まで。