小倉・鳥町食堂街のラーメン店「麺屋 まるいち」(北九州市小倉北区魚町1)が5月から夜の営業を始め、行列ができるなど多くの客でにぎわっている。
店舗面積は約5坪、席数は9席。「狭い店舗や厨房設備、人材の関係から」(店長の須藤さん)2011年2月の開業以来、近隣のサラリーマンをメーンターゲットとしたランチタイム営業だけを行ってきた。「昨年、食べログの人気ランキングで福岡県内10位にランクインするなどし、多い時で50人くらいの行列ができた。席数が少ないこともあり、お客さまを待たせる事になってしまった」と振り返る。
昭和の雰囲気を色濃く残す鳥町食堂街は、サラリーマンやOLの「勤め帰りの一杯」のニーズも高い。「近隣の居酒屋から流れる客などもつかみながら、営業時間延長で、より幅広い客層に対応したい」と須藤さん。夜の開店は17時30分。のれんを出すと同時に多くの客が流れ込み、人気の高さをうかがわせている。
ラーメンの特徴は「一番搾りのスープだけを使い、濃厚だが臭みのない豚骨」という。ラーメンは「まるいちラーメン」(550円)と「チャーシュー麺」(700円)だけに絞り、「替え玉」(150円、6月1日から100円)で、大盛りを求める客に対応する。替え玉を2玉以上の注文客には、要望に応じてスープも追加するという。
営業時間は11時~15時、17時30分~21時。月曜定休。