門司・大里(だいり)にセレクトショップ「ジュジュボワット・トレジョリ」(北九州市門司区大里本町2)がオープンして1カ月が過ぎた。オープン日は10月16日。
併設したカフェでは「ガレット「など、パリのカフェをイメージしたメニューを提供する
カフェ併設の店舗面積は約50坪、席数は約30席。店主の窪田凌子さんが自ら仕入れるフランスやニューヨークの雑貨や食器、子ども服、地元・小倉発のアパレルブランド「ヴィルジニー」の「プルオーバージャケット」(2万9,400円~)、「ワンピース」(1万9,950円~)、「パールブレスレット」(2,625円)などが並ぶ。同ブランドの取り扱いは「北九州ではここだけ」という。店名は「とってもかわいいおもちゃ箱」を意味するというフランス語の造語。
併設したカフェは、窪田さんの夫・剛さんが担当し、長年フレンチで修業してきた腕を振るう。ショップの雰囲気と合わせて「パリのカフェで出されているようなメニュー」を意識し「ガレット」(前菜・バゲット・デザート・ドリンク付き、1,750円)や「ヴィアンド(肉料理)」(同、1,990円)などのセットメニューのほか、「オーガニックコーヒー」「アイスコーヒー」(以上390円)、「紅茶」「アイスティー」(以上360円)などを提供する。
「ずっとアパレル畑だった」窪田さんは、約7年前小倉北区室町で起業し、2号店を「アミュプラザ小倉」(浅野1)に出店。「いずれは主人と一緒に海が見える場所で店を」という望み通りに、国道199号、漁船が停泊する船だまりのそばに元コンビニの空きテナントを見つけた。「海峡や工場の向こうに沈む夕日を眺めながらゆっくりするお客さまが多い」と窪田さん。
営業時間は、ショップ=11時~19時、カフェ=11時30分~21時。