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小倉に大衆中華「かなえ」-病院勤務の調理師、引退後夫婦二人三脚

「お客さまとカウンター越しにコミュニケーションするのが楽しい」と佐渡村さん

「お客さまとカウンター越しにコミュニケーションするのが楽しい」と佐渡村さん

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 小倉・紺屋町の大衆中華「鼎(かなえ)」(北九州市小倉北区紺屋町、TEL 093-521-8625)がオープンして2カ月が過ぎた。オープン日は9月10日。

自家製ラー油で辛さを調整する「四川風ラーメンセット」

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 店舗面積は約10坪、席数は14席。店主の佐渡村重隆さんが「約20年間、病院の厨房(ちゅうぼう)で働き、定年退職に伴って開業」した。店名の「鼎」は中国に伝わる繁栄を象徴する三本足の食器といい、「夫婦二人三脚で長く続けたい」という願いを込めた。

 病院での経験から「お客さまに優しい味を提供したい」と、「一般的に中華料理店はラードを多く使うが、ここでは全く使わない。塩分や脂分を控えながら、ダシをしっかり取ることで対応している」という。「食べログ」などでの来店客の反応も「よくチェックする」といい、手作りするギョーザの具などは試行錯誤を繰り返し現在の味に落ち着いている。

 さんしょうやシナモン、八角などで作るオリジナルのラー油で辛さを調整できる「担々麺」(700円)や「石焼マーボー丼」(大900円、並700円)が好評という。ほかに「焼き餃子」「水餃子」(以上480円)、「中華丼」「広東風焼きそば」「700円」、「八宝菜」「酢豚」「エビチリ」(以上980円)、「四川風ラーメンセット」(800円)など。

 営業時間は11時30分~14時30分、17時30分~22時30分。

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