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小倉紺屋町に韓国家庭料理店-大邱出身の主婦が「オモニの味」再現

韓国大邱(てぐ)出身のイ・ミンジョンさんが、母親の味を再現した「煮込み骨付きカルビ」。

韓国大邱(てぐ)出身のイ・ミンジョンさんが、母親の味を再現した「煮込み骨付きカルビ」。

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 小倉紺屋町に1月17日、韓国家庭料理の店「味術(みする)」(北九州小倉北区紺屋町)がオープンした。

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 店舗面積は15坪、席数は10席。元スナックの内装のL字型カウンターを中心に、店主のイ・ミンジョンさんが自ら手を加えて「家庭的な雰囲気」を出した。

 韓国・大邱(てぐ)出身のイさんは約13年前、日本人男性と結婚のため来日。1男1女をもうけ主婦として暮らしてきたが、「料理上手な母親(=オモニ)の影響を受け」、9年前、韓国家庭料理の店を鳥町食道街(魚町1)で始めた。

 北九州にキャンプインする韓国の野球チーム「ロッテ・ジャイアンツ」の選手が連日訪れるなど評判を呼び幼少からなじんできた本場の味を提供してきたが、手狭な厨房で「思うように料理が作れず」に移転。別の場所で店を始めたが、「大学時代から勉強してきたファッションの知識を深めたい」と大阪のファッション専門学校へ1年間、家族を残して「単身留学」のため閉店。

 昨年小倉に戻ってからは、ファッション店の開店準備をする傍ら、「以前のように飲食店を始めて接客の感覚を取り戻そう」と店を「再開」した。イさんは「家族の理解があって店を再開することができた」と話す。

 主なメニューは、「煮込み骨付きカルビ」(1,000円)、「豚コチュジャンプルコギ」(900円)、「海鮮チゲ」(1,500円)、「味術チキン」(650円)など。ドリンクメニューは生ビール(550円)、ジンロ(400円)、マッコリ(300円)、百歳酒(ペクセジュ、400円)など。ランチタイムは「石焼きビビンバ」(500円、2月18日以降は650円)、「チゲ定食」(650円)を提供する。

 営業時間は11時30分~14時30分、18時~24時。日曜・祝日定休。

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