「北九州ファッション協会」(事務局=北九州市小倉北区紺屋町)は2月15日から、イタリアをテーマにしたにぎわいづくりイベント「小倉イタリアウィーク」を初開催する。市の「にぎわいづくり認定事業」。
市街地のイタリアンレストランや居酒屋など約30軒が、地産地消などをテーマにした「期間限定メニュー」を提供する同イベント。参加者はiPhoneアプリ上でメニューの写真撮影やコメントを書くことで他の参加者からポイントを集め、期間中最も多くポイントを集めた参加者に「グルメマエストロの称号を与える」(実行委員長の大谷エドアルドさん)。
「井筒屋クロスロード」(船場町)では、イタリアの市場を模した「メルカート」(2月15日・16日、3月1日・2日)を展開。イタリア車・バイク展示、移動ピッツェリア「ベスビアーナ」による「ナポリピッツァ」、イタリアワイン、スプマンテ、オリーブオイルの販売などを行う。
「北九州まなびとESDステーション」(魚町3)では、ワイン、オリーブオイル、チーズの種類や産地の特徴をそれぞれ1時限~3時限の学校形式でレクチャーする「イタリアグルメ大学」(2月23日)を予定する。
3月1日は、「魚町銀天街」などの商店街一帯で、伊・ベネツィアの仮面カーニバル「マスケラ」を模したイベント「小倉マスカレード」を行い。写真家・木寺一路さんがマスク扮装した参加者らを撮影し、後日写真展も開催する予定。
「『マスケラ』といっても、どういうものか分からない人も多い。『マスケラ作りワークショップ』や『マスケラメーク』『レンタル衣装』を用意した。秋のハロウィーンとは違った、大人の仮装大会のイメージで楽しめる」と大谷さん。「毎年、この時期のあいさつは『チャオ』や『ボンジョルノ』と声掛けする楽しい雰囲気に育てたい」と意気込む。
各イベントのスケジュール・参加方法など、詳しい情報はホームページで確認できる。