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「CCA北九州」で米アーティストが滞在制作-「凧・時代を超えた用途」

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 現代美術センター・CCA北九州(北九州市八幡東区尾倉2)で現在、北九州に滞在して作品制作を行うジョーン・ジョナスさんの作品展「それは風のように私の耳にまっすぐ吹きつけた」が開かれている。

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 約年4回、招聘(しょうへい)したアーティストが新作オリジナル作品を制作し展覧会を開く「プロジェクト・ギャラリー」の一環で、内容・テーマ・表現方法は全てアーティストに一任し、独自で制限のない自由な空間で現代アートが創出される。ジョナスさんはこれまで3回展示を行い、今回は、新作「凧・時代を超えた用途」を展示している。

 ジョナスさんはニューヨークを拠点に活動する女性アーティスト。パフォーマンスとビデオ、ビジュアル・アートを統合した作品を最初に発表した一人として知られる。今回の展示では、約60枚の凧(たこ)を製作し、「あるときは軍事用に、あるときは悪魔払いに、あるときは情報伝達のために、あるときは気象観測に、またあるときは子どもの遊びのために利用されてきた凧を、『物の存在感やささやき、はっとするような暗示、風の見えない力など』をめぐる舞台装置として」表現した。

 開館時間は10時~17時。日曜休館。入場無料。3月15日まで。

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