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CCA北九州で現代作家5人修了展-創作・研究成果を空間全体で表現

告知のフライヤー、ポストカードに使われている写真。撮影は内野奈津子さん。

告知のフライヤー、ポストカードに使われている写真。撮影は内野奈津子さん。

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 八幡の「現代美術センターCCA北九州」尾倉ギャラリー(北九州市八幡東区尾倉2、TEL 093-663-1615)で3月25日・26日、リサーチ・プログラム受講生による修了展「オープン・スタジオ」が開催される。

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 リサーチ・プログラムでは毎年9月から翌年3月まで、国際的に活躍するアーティストやキュレーター、建築家などを講師に招き、国内外の若手アーティストが受講生として、おのおのの関心に基づいた研究や創作活動に取り組んでいる。

 オープン・スタジオは、同プログラムの修了に伴い個別スタジオと共同スペースを公開し、受講生の成果発表の場として毎年開催しているもの。

 今回は受講生5人が、それぞれ「作品単体ではなく空間全体で表現」する。受講生のカジミエルズ・ヤンコフスキさん(英)は「ある理論を知的なものではなく詩的に表現するなど、他のかたちで表現する。スライドショーの作品なども展示する」と話す。展示するのは、イザベル・ダエロンさん(仏)、ウンベルト・デュークさん(メキシコ)、カジミエルズ・ヤンコフスキさん、加藤峰生(みねお)さん、内野奈津子さん。

 「受講生は美術学校を卒業して、これから本格的にアーティストとして活動していく20~30代の人たち。ここでは実験的なことも試してもらいたい」とCCA北九州の山田彩子さん。

 3月24日のレセプションでは「パフォーマンスを披露する。レクチャー形式でポップスターについて話すが、精神分析や自伝的要素も交えるなど型にはまらないものにしたい」とカジミエルズ・ヤンコフスキさん。開催時間は17時~19時。

 開館時間は10時~17時。入場無料。来場者には受講生が共同で作成したカタログを配布する。

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